本来は歌舞伎や演劇の舞台下部にある装置室を指す建築用語。現代では比喩的に、希望を失い陥る絶望的で深刻な状態、どん底の状況を表す。「奈落に落ちる」は人生や経営の破綻を意味する。暗さ、深さ、逃げられなさが感覚的に伝わる言葉。
梵語の「naraka(地獄)」に漢字「奈落」を当てたもの。仏教の獄界概念が語源で、後に舞台用語として転用。奈良時代から文献に見られる。
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