物質的には何も存在しない状態を指す一方で、雲や星が浮かぶ上空の広大な領域も意味します。さらに仏教では、すべてのものが実体を持たない相対的存在であるという「空性」という深い思想的概念として用いられます。文脈により物理的な「虚無」から精神的な「悟り」まで多様な意味を持ちます。
古い日本語で「くう」は「欠ける」「虚ろ」という意味の「く」に由来。転じて何もない状態を表すようになり、サンスクリット語のśūnyatā(シューニャター)という仏教概念の訳語としても定着。
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