遺伝子の転写を促進するDNA領域。転写因子が結合し、RNAポリメラーゼを活性化させる。
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「転写活性領域」とは?意味を解説
転写活性領域は、真核生物の遺伝子制御に関わるDNA上の領域で、転写因子と呼ばれるタンパク質が結合する部位です。この領域に転写因子が結合することで、RNAポリメラーゼIIが遠く離れたプロモーター領域で活性化され、遺伝子の転写が促進されます。距離や向きに依存しないという特徴があり、遺伝子発現の調節に重要な役割を果たします。
例文
- このエンハンサーのような転写活性領域が機能を失うと、遺伝子の発現レベルが大きく低下する。
- 複数の転写因子が転写活性領域に協力して結合し、遺伝子の強い発現を実現させている。
- 進化の過程で転写活性領域の配列が変化すると、遺伝子発現パターンが多様化する。
語源・由来
「転写」は遺伝子の情報がmRNAにコピーされるプロセス、「活性」は機能的に働く状態、「領域」は特定の区間を意味します。分子生物学の進展とともに、1980年代に遺伝子調節機構の研究から概念が確立されました。
英語で言うと
transcriptional activation domainenhancer regiontranscription regulatory element
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