細胞内でエネルギー産生に関わる代謝経路。アセチルCoAから始まり、複数の酵素反応を経てCO2を放出しながらNADHやFADH2を生成する循環的なプロセス。
「クエン酸回路」を星図で探索する →
「クエン酸回路」とは?意味を解説
クエン酸回路は真核細胞のミトコンドリア基質で起こる中心的な代謝経路で、糖質、脂肪、アミノ酸から得られたアセチルCoAを酸化し、ATP産生の前段階として機能します。8つのステップで構成され、クエン酸から始まり還元型補酵素(NADH、FADH2)を産生。これらが電子伝達系でATPに変換されるため、エネルギー代謝の中核をなします。
例文
- クエン酸回路は毎日の食事から得たエネルギーを、細胞が利用可能なATPに変換する。
- 運動時にはクエン酸回路の活動が高まり、筋肉に必要なエネルギーを供給する。
- がん細胞はクエン酸回路の活動パターンが異なり、ワールブルク効果を示す。
語源・由来
クエン酸(citric acid)はレモンなどの柑橘類に含まれる有機酸。1937年にドイツの生化学者ハンス・クレブスが発見したため、Krebs回路とも呼ばれる。日本語では構成物質のクエン酸を重視して命名。
英語で言うと
citric acid cycleKrebs cycleTCA cycle
「クエン酸回路」との違いを比較する
似た言葉との違い・使い分けを解説しています。
「クエン酸回路」をもっと知る本
この言葉やそのテーマを深めたい方へ。
語彙の星雲で「クエン酸回路」を探索する →