近世後期は、江戸時代の中でも特に後半の時期を指す歴史用語。具体的には18世紀後半から19世紀中盤(幕末まで)を含む。この時期は天明の飢饉や寛政改革、化政文化の繁栄、そして黒船来航による開国という激動の変化が起こった。政治的には幕府権力の衰退、経済的には商業の発展と農村の衰退、文化的には町人文化の成熟が特徴。
「近世」は中国史学の時代区分に基づき、日本では江戸時代全体を指す。「後期」は時間的後半を意味する漢語。明治時代の日本の歴史学者が、江戸時代を「近世」と呼び、その後半期を「近世後期」と分類した。
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