固有性とは、個々の事物・人物・集団などが備えている、他と異なる独特の特質を指します。哲学では存在論の重要な概念で、同一性と区別されます。言語学では個々の言語の特徴、文化論では民族的・地域的な独自性、生物学では種の特有な性質など、幅広い文脈で使用されます。普遍性と対比される概念です。
「固有」は「その事物に固く備わる」という意味で、中国古典に由来します。「性」は本質・特質を意味する接尾辞。近代日本で哲学用語として確立された造語です。
似た言葉との違い・使い分けを解説しています。
この言葉やそのテーマを深めたい方へ。