固体物理学において、結晶格子内の価電子(原子核の周りで化学結合に関与する電子)が占めるエネルギー帯域を指す。室温では満杯に近い状態にあり、電気伝導に直接関与しない。伝導帯との間にバンドギャップがあり、このギャップの大きさが物質の電気的性質を決定する重要な要素となる。
「価」は価電子の「価」、「電子」は electron、「帯」は energy band を意訳した複合語。1930年代の量子力学発展に伴い、バンド理論の日本語化として形成された学術用語。
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