有機化学で、隣接する原子から電子密度を低下させる性質を持つ原子または官能基。分子の反応性に影響を与える。
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「電子吸引基」とは?意味を解説
有機化学において、電子密度を自分の方へ引き寄せる(吸引する)性質を持つ原子または原子団のこと。フッ素や塩素などのハロゲン、ニトロ基やシアノ基などが該当する。ベンゼン環に置換した場合、隣接位置の反応性を変化させ、化学反応の方向性や速度を制御する重要な要素。
例文
- フッ素は強い電子吸引基なので、フッ素化合物は安定である。
- ニトロ基は電子吸引基として作用し、ベンゼン環の反応性を低下させる。
- 電子吸引基を持つ化合物は求核付加反応を受けやすい。
語源・由来
日本語の学術用語で、「電子」(electron)と「吸引」(attraction)、「基」(group)を組み合わせた造語。20世紀の有機化学発展とともに日本で定着した。
英語で言うと
electron-withdrawing groupEWGelectron-attracting group
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