固有価値とは、対象が他の何かの手段としてではなく、それ自体の本質において持つ価値を指す。経済学・哲学・倫理学など様々な分野で使用される。道徳的文脈では人間の尊厳や自然の価値を、経営学では企業や製品の本来的な価値を表す。相対的価値や交換価値と対比される概念である。
「固有」は本来備わっている特有の性質を、「価値」は有用性や重要性を意味する。19世紀の哲学・経済学で固有価値概念が体系化され、20世紀に環境倫理学で人間以外の自然の固有価値が議論されるようになった。
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