熱力学において、系が初期状態に戻る際に外界にも影響を残さない理想的な過程。エントロピーが変化しない。
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「可逆過程」の意味
熱力学で、ある変化の後に系と外界の両方が元の状態に完全に戻ることができる過程を指します。実際には存在しない理想化された概念で、摩擦や熱損失がなく、無限にゆっくり進行する過程として定義されます。対照的に、現実の過程はほぼすべて不可逆です。
例文
- 可逆過程では、圧縮と膨張を何度繰り返しても系は元に戻ります。
- 理想的な可逆過程を仮定することで、最大仕事の計算が可能になります。
- 実際の化学反応は不可逆ですが、可逆過程の概念は反応限界を理解する際に有用です。
語源・由来
「可」は可能を、「逆」は逆方向・戻ることを、「過程」は変化の道筋を意味します。英語のreversible processの訳語として日本の熱力学分野で採用されました。
英語で言うと
reversible processreversible changeideal process
「可逆過程」をもっと知る本
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