化学反応において、反応物がすべて反応せず、一部が未反応のまま残る現象。平衡状態に達する場合と完全に進行しない場合がある。
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「不完全反応」とは?意味を解説
不完全反応とは、化学反応の進行が途中で止まり、反応物の一部が消費されずに残る現象を指します。これは可逆反応による化学平衡の成立、反応条件の不十分さ、反応物の過剰、触媒の不足など様々な原因で生じます。工業化学や分析化学で重要な概念で、収率や転化率を低下させる要因となります。
例文
- このエステル化反応は平衡に達するため不完全反応であり、収率は80%程度です。
- 酸素不足により燃焼が不完全反応となり、一酸化炭素が発生した。
- 反応温度が低すぎて不完全反応に終わり、目的物の生成量が少なかった。
語源・由来
「不」(打ち消し)+「完全」(完璧)+「反応」(化学変化)の複合語。化学用語として20世紀に定着した現代日本語。
英語で言うと
incomplete reactionpartial reactionreversible reaction
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