分子内に複数の不斉炭素原子を持ちながら、分子全体としては光学活性を示さない化合物。
「メソ化合物」を星図で探索する →
「メソ化合物」とは?意味を解説
有機化学における重要な概念で、2つ以上の不斉中心を含む分子が、内部対称性により光学回転性を失う状態を指します。分子の一部が鏡像体で、全体として相殺されるため、旋光性がなく、光学異性体として分離できません。立体化学の基礎理解に欠かせない用語です。
例文
- タルトル酸のメソ体は、光学活性な右旋体と左旋体とは異なる性質を示す。
- このメソ化合物は内部に対称面があるため、光学異性体として存在しない。
- メソ化合物の研究は、分子の三次元構造を理解する上で重要である。
語源・由来
「メソ」はギリシャ語の「mesos(中間)」に由来。1870年代の立体化学研究で、光学活性でも不活性でもない「中間的な」性質を持つ化合物として命名されました。
英語で言うと
meso compoundoptically inactive compoundinternal compensation
「メソ化合物」との違いを比較する
似た言葉との違い・使い分けを解説しています。
「メソ化合物」をもっと知る本
この言葉やそのテーマを深めたい方へ。
語彙の星雲で「メソ化合物」を探索する →