無言とは、言葉を発しない沈黙の状態を意味します。特に意図がなく、ただ黙っている状態や、感情が激しすぎて言葉が出ない状態などを指します。物理的に音声がない状況を客観的に描写する表現です。
口をつぐむとは、言いたいことがあるのに、あえて言わないようにする意図的な行為を意味します。自制心や配慮から発言を控える、秘密を守る、反論しないなど、主体的な選択による沈黙を表します。
無言は状態描写で、意図の有無を問いません。一方、口をつぐむは意図的な選択です。使う場面として、無言は状況説明全般で使え、口をつぐむは言葉を控える理由が存在する場面に限定されます。ニュアンスでは、無言は中立的、口をつぐむは意志的・道徳的な響きがあります。対象は、無言は誰にでも使え、口をつぐむは主体性がある者に限られます。
発言を控える意図や理由が明確な場合は口をつぐむを、単に黙っている状態や理由を強調しない場合は無言を選びます。より主体的・能動的なニュアンスが必要なら口をつぐむが適切です。