十六進法は、0から15までの16個の記号を用いて数値を表現する位取り記数法です。コンピュータサイエンスの基礎理論として教科書や学術文献で使われ、数値体系そのものの仕組みや性質を説明する際の用語として機能します。
16進数は十六進法によって実際に表現された具体的な数値を指します。例えば「FF」「2A3B」といった実際の数値表現であり、プログラミングやコンピュータ操作の現場で、実際のデータやメモリアドレスを示す際に用いられます。
「十六進法」は数値体系という抽象的な概念・システムそのものであり、教育や学術の場で体系の説明に使われます。一方「16進数」は、その体系によって表現された具体的な数値データそのものであり、実務やプログラミングの現場で実際の値を指す際に使われます。対象が異なります。
理論や仕組みを説明する場面では「十六進法」、実際のデータや数値そのものを指す場面では「16進数」を使い分けます。迷った場合は、具体的な数値を指しているなら16進数、体系そのものなら十六進法と判断できます。