破骨細胞は、骨基質を分解して骨を吸収する多核の大型細胞です。造血幹細胞由来で、骨表面の小さなくぼみ(ラッフル縁)を形成して酸と酵素で骨を溶かします。骨形成細胞による新生骨と破骨細胞による骨吸収のバランスが、骨密度や骨強度を決定します。加齢やホルモン変化により破骨細胞活動が亢進すると、骨粗鬆症などの疾患が生じます。
「破」は壊す、「骨」は骨、「細胞」は cell の訳。骨を破壊・吸収する細胞という意味から。医学用語として明治期に造語され、現代でも多く使用される。
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