甚大(じんだい)は、災害や事故、紛争などによる被害・損失・影響の程度が非常に大きく、深刻であることを意味します。単に「大きい」ではなく、その影響が広範囲に及び、復旧や回復に長期間を要するような極度の状況を指します。フォーマルな文語的表現です。
自然災害、事故、経済危機などにおいて、その被害や損失の規模が極めて大きいことを表します。ニュースや公式発表、報告書などで「甚大な被害」「甚大な影響」といった形で使われることが多く、単なる「大きい」ではなく、深刻さと重大性を強調する場面に適しています。
「深刻」は状況の度合いや悪さを、「重大」は事柄の重要性や影響力を指します。「甚大」は規模の大きさに重点を置き、被害や損失などの量的側面を強調します。「莫大」は金銭や数量の多さ、「広範」は影響の範囲の広さに特化しています。「壊滅的」はより絶望的な状況を示します。
「甚」は「はなはだ・ひどく」、「大」は「おおきい」の意。両字が極度の大きさを強調する漢語表現。
公式な文書では「多大な」を用いることもありますが、「甚大」自体が改まった表現のため、そのまま使用できます。より格式的には「極めて甚大な」と強調することもあります。
「甚大」を人の性質や感情に対して用いるのは誤用です。また「莫大な」と同義と誤解されやすいですが、「甚大」は規模・被害の深刻さ、「莫大」は金銭や数量の多さに特化しています。
devastatingやdevastating damageで対応することが多いですが、massiveやextensiveなど規模によって使い分けが必要です。文脈によってsevereやcatastrophicも検討してください。
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