最初に与えられた情報や数字が、その後の判断や意思決定に過度に影響を与える認知バイアス。
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「係留効果」とは?意味を解説
心理学における認知バイアスの一種。提示された初期情報が「固定点(アンカー)」となり、その後の情報処理や判断が大きく影響を受ける現象。交渉の初期提示価格、医学診断、採用試験の評価など、様々な場面で働く。人は無意識にこの固定点から調整する形で最終的な判断を下すため、完全には逃れられない傾向がある。
例文
- 営業は高い価格を最初に提示することで係留効果を利用し、値引き交渉を有利に進める。
- 採用試験では最初の候補者の評価が係留効果となり、後の評価に影響してしまう。
- 医師は最初の診断仮説にとらわれ、係留効果で新しい症状を見落とすことがある。
語源・由来
心理学者トベルスキーとカーネマンが1974年に発表した研究に由来。「係留」は船を固定する意から、初期情報が判断を固定する様を比喩。認知バイアス研究の重要な概念として確立された。
英語で言うと
anchoring effectanchoring biasreference point dependence
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