GNP(国民総生産)は、国籍を持つ国民全体が生み出した付加価値の合計。海外で稼いだ分も含まれ、国内で働く外国人の成果は含まれません。国民の豊かさを測る指標として用いられます。
GDP(国内総生産)は、国の領土内で生み出された付加価値の合計。国籍に関わらず、その国で働くすべての人の生産が対象。国の経済規模や生産力を測るのに適した指標です。
GNPは国民を基準にしているため、海外に住む国民の所得を含み、国内の外国人労働者の成果を除外します。一方GDPは地域を基準にしており、国内のすべての経済活動を計上します。現代は国際化が進んでいるため、GDPがより実用的な指標として一般的に使用されています。
現代では、国の経済規模を比較する際はGDPが標準的です。一方、国民の生活水準や所得を扱う場合、またはより古い統計資料を参照する場合にGNPが用いられることがあります。