「転引」と「参照」の違い

転引は他の文献から内容を引用・参照し、それを自分の文章に引き継ぐこと。参照は情報源を指し示すこと。

転引

転引とは、ある文献に引用されている別の文献の内容を、元の文献を通じて間接的に引用することです。孫引きとも呼ばれ、学術論文では転引であることを明記する必要があります。直接原文に当たらずに情報を利用する場合に起こります。

例:Smith論文の転引によると、Jones研究では次のような結果が得られたという。

参照

参照とは、情報や知識を確認・検索するために情報源を指し示すことです。より広い概念で、直接的な引用だけでなく、参考にした資料全般を示します。脚注や参考文献リストで「〇〇を参照」と記される場合が多いです。

例:詳細は参考文献を参照してください。

両者の違い

転引は『間接的な引用』で、A文献がB文献を引用した内容を、さらに自分が引用する場合を指します。参照は『情報源の指示』で、直接・間接を問わず参考にした資料全般を示します。学術的には転引は特に明記が求められ、参照はより一般的で広い使い方です。転引は引用行為、参照は参考行為という側面もあります。

どちらを使うべき?判断のポイント

原文に直接当たらず、他の文献の引用文を使う場合は転引。情報源を示したり、詳しく知るために資料を示す場合は参照を使います。学術論文では転引を避け、原文参照を心がけるのが良いでしょう。

それぞれの語をさらに詳しく

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