「経験知」と「暗黙知」の違い

経験知は実体験から得た具体的な知識、暗黙知は言語化しにくい身体的・感覚的な知識の総称。

経験知

経験知とは、実際の体験を通じて習得した知識のこと。営業経験、失敗体験など、繰り返しの中で得られた、ある程度は言語化・説明できる実践的な知識を指します。個人差があり、同じ経験でも人により異なる学びが生じます。

例:営業15年の彼は、顧客の反応を見て購買意欲を判断する経験知を持っている。

暗黙知

暗黙知とは、言葉や数値では表現しにくい知識。職人技、勘、コツ、感覚的な判断など、本人も無意識的に習得した知識です。他者への伝承が困難で、習得には長期間の修行や実践が必要とされます。

例:寿司職人の握りの力加減は、言葉では教えられない暗黙知だ。

両者の違い

経験知は『営業で何件訪問して成約した』など比較的説明しやすい具体的知識ですが、暗黙知は『この職人の手の動き』『料理人の塩加減の感覚』など言語化が難しい知識です。経験知は知識として伝達・共有しやすく、暗黙知は個人に留まりやすい点が異なります。また経験知は複数の経験の集積、暗黙知はより根深い身体的・感覚的な習熟を指します。

どちらを使うべき?判断のポイント

ビジネス知識や具体的な実績について述べる際は「経験知」を、技術・職人技・感覚的なスキルについて述べる際は「暗黙知」を使用します。前者は教育・共有可能性が高く、後者は個人の長期修養を強調する場合に適しています。

それぞれの語をさらに詳しく

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