組織文化は、企業・行政機関・学校・NPOなど様々な組織に共通する価値観、信念、行動様式、慣行の総称。組織の歴史や環境から形成され、組織全体の雰囲気や風土を表す。個人差よりも集団的な特性を強調する概念。
企業文化は、営利企業に限定した組織文化で、経営理念や経営戦略に基づいた価値観、行動基準、業務慣行を指す。顧客志向や利益追求といった商業的側面を含み、企業競争力に直結する要素が強調される。
使う場面の観点から、組織文化は企業だけでなく行政機関や非営利組織でも使用でき、より中立的かつ学術的。企業文化は営利企業に限定される。ニュアンスでは、組織文化は風土や雰囲気の側面、企業文化は経営戦略との結びつきが強い。対象の観点では、組織文化は全員参加型で広範囲、企業文化は経営層から一般社員まで階層的に浸透させるものとして捉えられることが多い。
営利企業で経営方針や競争力に関連して述べる場合は『企業文化』が適切。複数種類の組織や学術的に議論する場合、または非営利組織について述べる場合は『組織文化』を選ぶ。文脈により両者は併用も可能。