狼狽(ろうばい)とは、予期しない出来事に直面して慌てふためき、判断力や行動力を失うこと。混乱のあまり、どう対応すべきか分からなくなる状態を指す。やや文語的で、ビジネスや公式な文脈でよく使われる。
動転(どうてん)とは、心が乱れて、平常心を保てなくなること。精神的な揺らぎや不安定さが主で、判断力の喪失よりも心理的な動揺を強調する。口語的で日常会話でもよく使われる。
狼狽は予期しない状況で混乱し、行動や判断ができなくなる様子。動転は心が乱れて気が動くさま。狼狽は外的な刺激による反応的な混乱、動転は内的な心の動揺。狼狽は対象が広く、動転は感情的・精神的な側面に焦点。狼狽の方がより深刻な混乱を表現する。
判断力喪失や行動不能を強調したい場合は狼狽、心が乱れて落ち着きを失う状態を表現したい場合は動転を選ぶ。文脈によっては両者互換的だが、狼狽の方がやや格式的で深刻性が高い。