「抑止」と「防止」の違い

抑止は相手の行動を抑える・やめさせる意味、防止は悪いことが起きないようにする意味。

抑止

抑止(よくし)は、相手の行動や意欲を抑える・制限する意味。相手が何かをしようとするのに対して、それを阻止したり抑制したりする。軍事的な抑止力など、対抗相手に対する牽制的なニュアンスが強い。

例:核兵器は戦争を抑止する力を持っている。

防止

防止(ぼうし)は、悪いことが起きないようにあらかじめ対策を講じる意味。事故や事件、病気など不都合な事態の発生を未然に防ぐ。予防的で、相手との対抗というより状況全体への対処。

例:手洗いうがいはインフルエンザを防止する効果がある。

両者の違い

使う場面:抑止は相手の行動に焦点(軍事的脅威、犯罪者など)、防止は事態の発生に焦点(事故、病気、火災など)。ニュアンス:抑止は相手を抑える牽制的・対抗的な意味、防止は未然に防ぐ予防的な意味。対象:抑止は主に人間の行動、防止は事態全般を対象とする。

どちらを使うべき?判断のポイント

相手の行為を抑える・牽制するなら「抑止」、悪い事態が起きないようにするなら「防止」。抑止は対抗的、防止は予防的という違いで判断するとよい。

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