大綱(たいこう)は、物事の基本的な枠組みや大まかな方針・計画を意味します。全体像を示す指針的な性質を持ち、詳細ではなく概要的です。法律・計画・思想などの基本原則を示す場合に使われることが多く、組織や制度の基礎となる考え方を表現します。
要点(ようてん)は、話や文章・事柄の中で最も重要で欠かせない部分を意味します。核心的で本質的な内容を指し、詳細な情報の中から必要不可欠な部分を抽出した際に用いられます。説明や議論を簡潔にまとめる際に頻出する表現です。
大綱は全体の枠組みや基本方針という「構造的・指導的」なものであり、長期的な視点で使われます。要点は複数の情報の中から「最重要部分」を抽出するもので、短期的・直接的です。大綱は新規企画や法令制定時に基本を定める場面で、要点は講義や報告の内容を圧縮する場面で使い分けられます。
基本方針・全体像・長期計画を示す場合は「大綱」を、複数情報から必須部分を抜き出す・短くまとめる場合は「要点」を選びます。講演要点、経営大綱など、文脈で使い分けが明確です。