仏教はゴータマ・ブッダの教えに基づく宗教の総称です。紀元前5世紀頃にインドで誕生し、苦しみからの解放(涅槃)を目指します。釈迦の原始的な教えから発展した様々な宗派が含まれており、アジア全域に広がっています。
大乗仏教は仏教の一派で、自分自身の救済だけでなくすべての衆生を救うことを目標とします。菩薩道の実践を強調し、仏や菩薩への信仰を重視します。東アジア(中国、日本、チベット)で発展した流派で、日本の浄土宗や禅宗も含まれます。
仏教は釈迦の教えを総括的に指すより広い概念であり、宗派を限定しません。一方、大乗仏教は仏教内の特定の思想体系で、すべての衆生救済という独自の価値観を持ちます。学問的・歴史的に仏教全体を論じる場合と、特定の宗教思想を指す場合で使い分けられます。
釈迦の教えや仏教全体を広く指す場合は「仏教」を使用します。一方、すべての衆生救済や信仰救済といった特定の思想体系や宗派系統を強調する場合は「大乗仏教」が適切です。