フードテックは「Food」と「Technology」の造語で、食に関わる全ての段階でIT・テクノロジーを活用する分野。調理、配送、消費まで食のライフサイクル全体を対象とし、レストラン予約アプリ、食品ロス削減システム、代替肉開発などが含まれる。
アグリテックは「Agriculture」と「Technology」の造語で、農業生産段階に特化した技術革新の分野。種まきから収穫までの農業現場でドローン、IoT、AIを活用し、生産性向上や環境負荷軽減を実現する。農業従事者の負担軽減が主目的。
フードテックは食に関する広い範囲(生産後の流通・調理・消費)をカバーするのに対し、アグリテックは農業生産そのものに限定される。使う場面では、レストランやフードデリバリー関連はフードテック、田畑での栽培技術向上はアグリテック。アグリテックはフードテックの上流部分に位置する補包含関係にある。
生産地での農業技術革新ならアグリテック、それ以降の食の流通・調理・消費段階や食産業全体の革新ならフードテックを使う。対象が農業現場か食全体かで判断するのがポイント。