受託者が委託者や受益者に対して負う法的責任。善良な管理者として信託財産を扱い、自己の利益を優先させない義務。
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「信託義務」の意味
信託法で受託者に課される基本的義務。信託財産を自分のものではなく信託目的達成のため慎重に管理し、利益相反を避け、受益者の利益を優先させる責任。弁護士や金融機関などの専門家が引き受ける場合も同様。信託契約の中核をなす概念。
例文
- 弁護士は依頼人の資金を管理する際、信託義務を厳密に守る必要がある。
- 投資信託の運用会社は顧客に対して信託義務を負い、利益相反を避けなければならない。
- 遺言執行者は相続人全員に対する信託義務を果たすため、透明性のある処理を心がける。
語源・由来
「信託」は英語のtrustに由来し、委託して信ずることの意。「義務」は法律上の拘束力ある責任を指す。法学用語として信託制度の整備とともに20世紀に日本で確立された。
英語で言うと
fiduciary dutytrust obligationduty of care
「信託義務」をもっと知る本
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