企業の経営者や取締役が、事業運営上の重要な決定を自らの裁量で行える権限。法的責任を問われにくい保護がある。
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「事業判断権」の意味
会社法で認められた、企業の経営陣が事業に関する判断や決定を自由に行える権限。株主や債権者に対する責任追及から一定の保護を受ける。経営の効率性と責任のバランスを図る制度として機能する。裁判所が経営判断の当否を事後的に評価する際の重要な基準となる。
例文
- 取締役会は新規事業への投資について事業判断権を有し、その決定は尊重される。
- 事業判断権の濫用でない限り、経営上の失敗で取締役が責任を問われることは少ない。
- 裁判所は経営陣の事業判断権を尊重し、合理的な判断プロセスが存在すれば認可する。
語源・由来
昭和56年の会社法改正に伴い、アメリカの判例法における「ビジネス・ジャッジメント・ルール」の理論を導入した概念。経営の自由度を保ちながら適切な経営を促す原則として確立された。
英語で言うと
business judgment rulemanagement discretionbusiness decision authority
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