SIMカード(Subscriber Identity Module Card)は、携帯電話やスマートフォンに挿入して、通信事業者の契約情報を記録するカード。国際的に標準化されており、GSM方式やLTE方式など広く使われています。世界中の多くの通信キャリアで採用されている最も一般的な呼び方です。
UIMカード(User Identity Module Card)は、CDMA方式の携帯電話向けに設計されたカード。主に日本の携帯電話会社(au、沖縄セルラー電話など)で使用されていました。SIMカードと同じく契約情報を保持しますが、CDMA方式の通信システムに対応させた仕様になっています。
SIMカードは国際標準で、GSM・LTE・5Gなど複数の通信方式に対応し、世界的に通用する呼び方です。一方、UIMカードは日本のCDMA方式向けの限定的な規格で、主に日本国内のau系キャリアで使用されていました。現在、日本の通信事業者もLTE対応によってSIMカード呼称へ統一する傾向にあり、UIMカードは徐々に廃止されつつあります。
現在は、どちらの通信事業者でもSIMカードという表記が標準です。UIMカードは古い通信方式の呼び方のため、現代の通信サービスについて説明する際はSIMカードを使うべきです。歴史的文脈での説明時のみUIMカードを用います。