鈍感とは、外界の刺激に対する反応が鈍く、感覚や知覚が敏感でない状態を指します。気づきにくい、反応が遅いといった特徴があります。相手の表情や空気を読み取れない、細かい変化に気づかないなど、主に認識能力の問題です。悪意ではなく、単に感覚が研ぎ澄まされていない状態です。
無神経とは、他者の気持ちや立場への配慮や思いやりが欠けている態度や行動を指します。相手を傷つけるようなことを平然と言う、状況の適切さを無視するなど、配慮不足が特徴です。認識できても気にかけない、または軽視する傾向があります。相手に不快感や不安を与えることが多いです。
鈍感は感覚的・認知的な鈍さで、気づけない、理解しにくい問題です。無神経は道徳的・倫理的な問題で、気づいても配慮が足りない状態です。鈍感は無意識の欠落、無神経は意識的(無自覚的)な軽視です。鈍感は日常的な細かな気づきに対して、無神経は他者への影響を考慮すべき場面で使い分けられます。
相手が気づけていない・認識できていない場面→鈍感。気づくべき、配慮すべき場面で思いやりが欠ける→無神経。前者は認識能力、後者は人間関係への配慮の有無で判断します。