「肯定応答」と「同意」の違い

肯定応答は事実や事柄への確認・是認であり、同意は相手の意見・主張への賛成である。

肯定応答

肯定応答は、相手の質問や述べた事柄に対して「そうです」「その通りです」と確認する応答。事実確認や受け答えが主目的で、相手の意見に賛成しているかどうかは関係なく、単に事実として認める行為。

例:A「昨日は雨でしたね」B「はい、そうでした」

同意

同意は、相手の意見や考え、主張に対して「その通り」「賛成です」と自分も同じ見方をしていると表明すること。単なる事実確認ではなく、相手の価値判断や考え方に自分が納得して支持する立場。

例:A「今の社会制度は問題が多い」B「本当にそう思います。私も同意します」

両者の違い

【場面】肯定応答は事実確認の場面で使用。同意は意見交換の場面で使用。【対象】肯定応答は事柄・質問に向けられ、同意は相手の意見・主張に向けられる。【ニュアンス】肯定応答は中立的・機械的な確認。同意は自分の価値判断が入った積極的な支持。相手の意見に同意せず事実だけ認める場合、「肯定応答はするが同意しない」という矛盾が生じることもある。

どちらを使うべき?判断のポイント

相手の言葉が『事実・発言内容』なら肯定応答。相手の言葉が『意見・主張・価値判断』なら同意を使う。肯定応答だけでは冷たく感じさせることがあるため、人間関係では同意的な応答が好まれやすい点も考慮しよう。

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