「総体」は、複数の要素が一つの統一された体系や有機的な全体として機能している状態を指します。哲学や学問で使われることが多く、より抽象的・理論的なニュアンスがあります。個別の部分を超えた、統合された概念としての全体を表現します。
「全体」は、複数のもの・事柄を合わせた全部のことを意味する日常的な表現です。単に「すべて」「総すべて」という意味で、より広く一般的に使われます。難しい理論的背景なく、シンプルに全部を指す基本的な語彙です。
「総体」は部分が相互に関連し統合された体系的な全体を強調し、哲学・学問・抽象的議論で用いられます。「全体」は単純に全部を指し、日常会話や実務的な文脈で汎用的に使われます。対象の複雑性や抽象度により使い分けられ、「総体」はより高度な概念的統一性を前提とします。
学問的・哲学的な議論や、複雑に関連する要素の統合体を表す場合は「総体」。日常的な場面や、単純に全部を指す場合は「全体」を選びます。迷ったら「全体」で問題ありません。