「継続事業」と「主要事業」の違い

継続事業は現在進行中の事業、主要事業は企業の中心となる最重要事業を指します。

継続事業

継続事業とは、企業が現在継続して営んでいる事業全般を指します。過去から現在まで続いており、将来も継続予定の事業活動を意味します。財務報告書では「継続事業」と「廃止事業」を区分する際に用いられ、企業の基本的な事業活動全体を示します。

例:当社の継続事業は製造業と流通業の二部門であり、両者とも黒字を維持しています。

主要事業

主要事業とは、企業の売上高や利益の大部分を占める中心的な事業のことです。企業の経営方針や競争力の源泉となる最も重要な事業を指します。複数の事業がある場合、その中で最も戦略的に重要で経営資源が集中する事業活動を意味します。

例:主要事業である自動車部品製造が全売上の80%を占めており、今後も注力していく方針です。

両者の違い

継続事業は財務的・法的な分類で、現在進行中かどうかを区別する概念です。対して主要事業は経営的・戦略的な分類で、事業の重要度ランク付けです。継続事業は全ての事業を含みますが、主要事業は複数事業の中から最重要なものを選別します。同じ事業が両者に該当することもあれば、重要度の低い継続事業も存在します。

どちらを使うべき?判断のポイント

財務諸表や決算説明では「継続事業」を使用します。経営方針や事業戦略の説明では「主要事業」を使用します。企業の中心事業について説明する際は主要事業、進行中の全事業を指す場合は継続事業が適切です。

それぞれの語をさらに詳しく

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