「狭量」と「小心翼翼」の違い

狭量は心が狭く器が小さい性質、小心翼翼は慎重で恐る恐る行動する様子。前者は性格、後者は態度の違い。

狭量

狭量とは、心が狭く、度量がなく、他者の意見や欠点を許容できない性質を指します。些細なことで怒ったり、ねたんだりする傾向があり、人間関係に悪影響を及ぼします。性格的な欠点として用いられることが多い言葉です。

例:部長は部下の小さなミスをいつまでも許さない狭量な人だ。

小心翼翼

小心翼翼とは、心が小さく用心深く、何事にも慎重で恐る恐る行動する様子を指します。失敗や怒られることを極度に恐れ、いつも緊張した状態にあります。行動や態度の特徴を表現する言葉です。

例:新入社員は上司の機嫌を損ねないよう小心翼翼として行動している。

両者の違い

狭量は他者を受け入れられない『心の狭さ』という性格的問題に焦点があり、相手を責める・排除する傾向を含みます。一方、小心翼翼は自分自身の不安や恐怖から慎重になりすぎる『態度』であり、相手を非難するのではなく自分の行動を抑制する特徴があります。前者は人間関係の障害となり、後者は自分の可能性を制限させます。

どちらを使うべき?判断のポイント

性格や心の広さについて評価する場合は『狭量』、行動や態度の慎重さ・びくびくした様子を表現する場合は『小心翼翼』を選びます。狭量はやや批判的、小心翼翼は同情的なニュアンスになりやすいです。

それぞれの語をさらに詳しく

語彙の星図で「狭量」と「小心翼翼」のつながりを探索する →