無差別とは、あらゆるもの・ことを区別せず同じに扱う状態を指す。良い悪いの判断をせず、分け隔てなく対応することが特徴。対象の違いや優劣を認識しないニュアンスが強く、やや中立的で客観的な状態を表す。
公平とは、誰もが同じ条件・機会で正当に扱われる状態を指す。より倫理的で道徳的な価値を含み、正義や妥当性の実現を目指す。各自の状況を考慮した上で、適切に対応することが特徴である。
使う場面では、無差別は区別や選別をしない技術的な状況で、公平は人間関係や評価で正当性を求める場面で使う。ニュアンスでは、無差別は単に分け隔てないこと、公平は意図的に等しく扱おうとする意志を含む。対象では、無差別は物や事柄にも使え、公平は主に人間への扱いに焦点を当てることが多い。
正当さや道徳性を強調したい場合は公平を、単に区別がない状態を述べる場合は無差別を選ぶ。人間関係や制度では公平、機械的処理や物の扱いでは無差別がより適切である。