法度は、主に江戸時代の武家や寺社などが独自に定めた内部規則を指す。公式な法令というより、集団内での秩序維持のための取り決め。歴史的文脈で用いられることが多く、現代ではあまり使用されない。
法律は、近代国家が国民に対して定める公的な法規範。議会で成立し、国民全体に適用される拘束力を持つ。犯罪や権利義務の規定など、社会秩序維持の最高規範。現代法学で最も一般的な用語。
使う場面:法度は歴史記述や時代小説など過去の文脈、法律は現代社会の規制。ニュアンス:法度は集団内の掟的、法律は国家的権威性。対象:法度は特定集団向け、法律は国民全体向け。法度は身内的・非公式的、法律は公式的・強制的という違いがある。
現代日本で法を指す場合は「法律」を使う。「法度」は江戸時代や歴史的事象、文学的表現に限定。現代制度について述べる際に「法度」は避けるべき。