検証とは、ある仮説や主張、システムが正しいか、妥当かを調べ確認することです。既に存在する理論や方法の有効性や信頼性をチェックするのが目的。科学実験、品質管理、ソフトウェアテストなど、改善や承認前の確認作業に用いられます。
実証とは、理論や仮説が実際に成り立つことを、現実の事例や実験を通じて証明することです。新しい発見や主張の根拠を示すのが目的。科学的発見、新技術の有効性、社会現象の原因究明など、事実の立証に用いられます。
使う場面は、検証は既存のものの妥当性確認、実証は新規の理論や効果の証明。ニュアンスでは、検証は「間違いがないか調べる」という確認的で保守的、実証は「本当に成り立つか示す」という積極的で挑戦的。対象は、検証は既に存在するシステムや方法、実証は未検証の理論や新しい主張です。
「すでにあるものが正しいか確認する」なら検証。「新しい主張や理論が本当か証明する」なら実証。過去の知識に対しては検証、未知の事柄に対しては実証と考えるとよい。