柴は、細い枝や小枝、雑木の総称。山野に生える低木や灌木、または林から採集した細めの木材の束を指す。柴刈りなどの労働や、柴垣(垣根)の材料として使われた。比較的小ぶりで、多くの場合は選別されていない雑多な枝類。
薪は、燃料として使う木材の総称。主に暖房や調理の火を起こすために集められた、ある程度の太さがある丸太や割木。意図的に燃焼用に選別・準備された木材で、より実用的・計画的な用途を持つ。薪ストーブなど現代でも使われる。
柴は山野に自生する細い枝や雑木の総称で、特定の用途に限定されない広い概念。薪は明確に燃料目的で選別・準備された太めの木材で、より実用的・限定的な用途を持つ。柴は「採集される自然のもの」、薪は「燃焼用に用意されたもの」という違いがある。柴は垣根や飼料など多様な用途があるが、薪は加熱・燃焼専門。
自然から採集する雑多な枝類や垣根・飼料の材料なら「柴」。燃料として準備・保管する木材なら「薪」。薪は柴を含む概念だが、薪は燃焼目的の限定的用途、柴は広い意味の雑木類と考える。