末節は「物事の最も末端の細かい部分」を意味します。語源は樹木の枝の先端を指し、本来重要でない周辺的な部分を表します。「枝葉末節」という四字熟語でも使われ、本質でない取るに足らない細部を指すニュアンスが強い言葉です。
細部は「大きな全体の中での細かい部分」を意味します。全体を構成する個々の要素や詳細な箇所を指し、その部分が重要な情報を含む可能性があるニュアンスを持ちます。設計図や計画書など、細部の重要性を認識している文脈で使われます。
末節は「重要でない周辺的な部分」として軽視・無視する文脈で使い、細部は「詳細で重要な部分」として注視・検討する文脈で使う点が異なります。末節は価値判断を含み、細部は中立的です。また末節は形容詞的に「末節的」と使いますが、細部は名詞としての用法が中心です。
重要でないと判断する部分なら末節、詳細だが重要と考える部分なら細部を選びます。また「些細なことを気にする」なら末節、「詳しく確認する」なら細部が適切です。文脈の価値判断に注目して使い分けてください。