「施設計画」と「基本設計」の違い

施設計画は全体構想、基本設計は具体的な設計。企画段階か設計段階かの違い。

施設計画

施設計画は、建築プロジェクト全体の基本方針を決める上流工程です。敷地選定、規模決定、用途決定、予算配分などの企画・構想段階であり、施設の存在意義と大枠を決めます。関係者の合意形成が主な作業です。

例:新しい図書館の施設計画では、蔵書数と利用者数から延床面積を決定した。

基本設計

基本設計は、施設計画に基づいて具体的な建築形態を決める設計工程です。配置図、平面計画、立面図などで建物の形状・機能・性能を詳細化します。施工図作成の前段階で、発注者と設計者の最終合意を得る段階です。

例:図書館の基本設計で、開架書架と閲覧席の配置を具体的に計画した。

両者の違い

施設計画は『何を、どこに、どのくらいの規模で作るか』という企画段階で、事業目的や基本方針を決めます。基本設計は『どのような形・構成で実現するか』という設計段階で、図面化して具体化します。施設計画は経営・事業判断が中心、基本設計は建築技術的判断が中心です。

どちらを使うべき?判断のポイント

事業が決まっていない・目的を検討中なら施設計画を、事業方針が定まり設計を進める段階なら基本設計を使用します。上流工程か下流工程かで判断してください。

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