常久(じょうきゅう)は、いつまでも変わらずに続く状態を意味する。主に「常に久しい」という字義から、不変性と継続性を強調する。古文や格調高い文体で使われることが多く、現代日本語ではやや文語的な表現。具体的な事柄が長く続く様子を指すことが多い。
永遠(えいえん)は、時間の始まりも終わりもない、限りなく続く状態を意味する。より抽象的で哲学的なニュアンスを持つ。現代日本語でも日常会話から文語まで広く使われる。愛や理想、宇宙の時間スケールなど、より大きな対象に使われることが多い。
常久は具体的な事象や制度が途絶えることなく続く状況を指し、現実的で有限の長さを暗示する。永遠は時間概念そのものを超越し、始まりや終わりが存在しない無限を表し、より観念的・理想的。常久は和語的で格調高く、永遠は現代的で日常的。使用対象は常久が慣習や王朝など、永遠が愛や真理などの普遍的概念に傾く傾向。
具体的な事柄や制度の継続性を述べる場合は常久、時間的制限を超えた無限性や理想性を表現する場合は永遠を選ぶ。現代文では永遠の方が一般的。常久は格調高い表現が必要な場面で選択される。