「履歴」は、過去に起こった事柄や行動の記録・歴史を広く指す。閲覧履歴、検索履歴、病歴など、あらゆる記録に使える汎用的な言葉。単なる「記録」「痕跡」のニュアンスが強く、必ずしも重要な成果や実績を含まない。
「経歴」は、個人が積み重ねた職務経験や人生の歩み、実績を指す。学歴、職歴、職務経歴など、キャリアや人生における重要な経験が対象。「その人がどのような経験を積んできたか」という質的な側面を強調する。
使う場面:履歴は日常的な記録全般(ネット、医療など)に使い、経歴は職務や学歴など人生の重要な経験に使う。ニュアンス:履歴は中立的な記録、経歴はその人の実績・能力を示す背景として機能する。対象:履歴は機械的な記録も含む広い範囲、経歴は人間の活動と成長に限定される。履歴は「ある」もの、経歴は「築く」ものという違いもある。
記録・痕跡なら「履歴」、職務や学歴など人の成長・実績なら「経歴」を選ぶ。「履歴書」と言わず「職務経歴書」と言うのは、実績をアピールするため。迷ったら対象が『人間の重要な経験』か『単なる記録』かで判断する。