「大雑把」は細部を無視し、ずさんで粗雑な様子を表します。仕事や説明が不正確で、隅々まで配慮を欠いている状態を指します。やや否定的なニュアンスが強く、「大雑把な性格」「大雑把な工事」など、批判的に用いられることが多いです。
「大まか」は全体の要点や大筋を押さえた状態を表します。細かい部分は省略しても、本質的には正確で十分な様子です。中立的で時に肯定的なニュアンスを持ち、「大まかな計画」「大まかな理解」など、効率的で合理的な状況で用いられます。
使う場面では、「大雑把」は否定や批判の文脈で、「大まか」は説明や計画の文脈で用いられます。ニュアンスとして、前者は「ずさん・不正確」、後者は「要領よい・合理的」です。対象も、前者は人格や仕事ぶりなど人間性関連、後者は内容や計画など事柄関連で使われる傾向があります。
否定的・批判的な印象なら「大雑把」、中立的・実用的な印象なら「大まか」を選びます。人物評価には「大雑把」、内容説明には「大まか」が適切です。文脈の肯否を判断基準にしましょう。