執心とは、ある事柄や人物に対して深く執着し、それに縛られ続ける状態。仏教用語が由来で、心が一つのことに固執して離れない心理状態を指す。やや否定的・消極的なニュアンスを含み、心が縛られている様子を表す。
執念とは、ある目標や目的を達成するために持ち続ける強い意志や不屈の心。積極的な行動意欲を伴い、困難に立ち向かう力強さを表す。肯定的なニュアンスが強く、成功への強い覚悟や決意を示す。
執心は対人関係や過去の事柄への受動的な執着が中心で、心が支配されている状態。執念は未来の目標達成への能動的な意志で、行動を伴う。使う場面として、執心は恋愛トラブルや怨念的な状況、執念は事業成功や困難克服の文脈で用いられやすい。感情的側面では執心は苦しみ、執念は力強さを感じさせる。
ネガティブな執着・感情的な固着を表すなら「執心」、ポジティブな意志・目標達成への粘り強さを表すなら「執念」を選ぶ。行動性があるか感情的停滞かで判断するのが効果的。