厳正は、判断や処遇が公正で厳しく、えこひいきがないさまを表す。主に人の行為や態度、裁判や審査など意思決定に関わる場面で使用される。感情や態度の側面を強調する。
厳密は、定義や基準、条件が細部まで正確で、隙のないさまを表す。学問や法律、技術など論理的・客観的な領域で使用される。内容の正確性や完全性の側面を強調する。
厳正は人の判断や対応の『公正さ・厳しさ』を評価する際に使い、えこひいきのない態度を示す。厳密は定義や条件の『完全性・正確性』を指し、曖昧性を許さない。厳正は道徳的、厳密は論理的な領域に適している。対象は前者が人的判断、後者が概念や基準である。
人の判断・態度の公正さを言う場合は厳正。定義・基準・条件の正確さを言う場合は厳密。政治・行政の文脈なら厳正、学問・技術の文脈なら厳密が適切。