動揺とは、予想外の出来事や衝撃を受けて、心が乱される状態です。その場で即座に起こる感情的な揺らぎで、一時的かつ外的刺激が直接の原因となります。落ち着きを失い、判断力が鈍ることが特徴です。
不安とは、これからのことについて悪い結果が起こるのではないかと懸念する心理状態です。明確な原因がない場合もあり、漠然とした恐怖感が継続します。対象は未来や不確実なことで、心理的な負担が続く傾向があります。
動揺は現在進行形の出来事による即座の心の乱れで、対象は既に起こっている事柄です。不安は未来の可能性に対する心配で、継続性があります。使う場面では、予期しない訃報で『動揺した』と表現し、試験を控えて『不安だ』と表現します。動揺は外的刺激が原因で短時間で解消し、不安は内的思考が原因で長く続くという点が異なります。
予期しない出来事による一時的な心の乱れなら『動揺』。将来のことについての継続的な心配なら『不安』を使います。その感情が起きた直接的な原因が存在するか(動揺)、それとも先行きの不確実性か(不安)で判断すると効果的です。