「公開記録」と「情報公開」の違い

公開記録は既に存在する記録の公表、情報公開は市民が求める情報を行政が開示する制度を指します。

公開記録

公開記録とは、既に作成・存在している記録や文書を、広く一般に公表・提供すること。図書館の蔵書、企業の発表資料、学術論文など、既に存在する記録を積極的に公開する行為を指します。

例:企業は決算報告書や商品情報を公開記録として定期的にウェブサイトで公表している。

情報公開

情報公開とは、情報公開法に基づき市民が行政機関に請求した情報の開示制度。政府や自治体が保有する情報について、市民の知る権利を保障し、民主的な判断に資することを目的とした制度です。

例:市民が自治体に対し情報公開請求をして、会議議事録の開示を求めた。

両者の違い

使う場面では、公開記録は主体的な情報発信、情報公開は市民からの請求対応です。ニュアンスでは、公開記録は自発的公表、情報公開は義務的開示。対象では、公開記録は広く一般向け、情報公開は政府機関の保有情報に限定されます。情報公開はより法律的で権利性が強く、公開記録は任意の情報提供といえます。

どちらを使うべき?判断のポイント

既存の記録を自発的に公表する場合は「公開記録」、行政機関が市民の請求に応じて情報を開示する場合は「情報公開」を使い分けましょう。法律用語としては「情報公開」の方がより正式です。

それぞれの語をさらに詳しく

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