公開記録とは、既に作成・存在している記録や文書を、広く一般に公表・提供すること。図書館の蔵書、企業の発表資料、学術論文など、既に存在する記録を積極的に公開する行為を指します。
情報公開とは、情報公開法に基づき市民が行政機関に請求した情報の開示制度。政府や自治体が保有する情報について、市民の知る権利を保障し、民主的な判断に資することを目的とした制度です。
使う場面では、公開記録は主体的な情報発信、情報公開は市民からの請求対応です。ニュアンスでは、公開記録は自発的公表、情報公開は義務的開示。対象では、公開記録は広く一般向け、情報公開は政府機関の保有情報に限定されます。情報公開はより法律的で権利性が強く、公開記録は任意の情報提供といえます。
既存の記録を自発的に公表する場合は「公開記録」、行政機関が市民の請求に応じて情報を開示する場合は「情報公開」を使い分けましょう。法律用語としては「情報公開」の方がより正式です。