体験知とは、個人が実際に経験した出来事から得られた知識のこと。その人固有の背景や状況に基づいているため、極めて具体的かつ主観的です。学習というより、経験に伴う自然な気付きや学びが特徴で、言語化しにくい場合も多いです。
実践知とは、実際の行動や実務を通じて獲得され、繰り返し応用できる知識。理論と実行の往復から形成されるため、他者に伝授したり異なる状況で活かしたりしやすいです。職人技や専門家のスキルが典型例で、実用性が高いです。
使う場面では、体験知は個人の回想や自己認識に、実践知は技能習得や問題解決に使われます。ニュアンスでは、体験知は『私はこう感じた』という個人的な学び、実践知は『こうするとうまくいく』という汎用的な方法論です。対象では、体験知は心情や判断、実践知は技術やプロセスに重点を置きます。
個人の感情や気付きを述べる際は体験知、スキルや方法を教える・伝える際は実践知を使うと適切です。両者を組み合わせると、説得力のある説明になります。