メインストリーム文化とは、社会の主流派や支配的グループによって推進される文化。政治、経済、学問の中心にある権力層が主導し、社会的影響力が強い。エリート層が形成する価値観や美意識が反映されており、文化的ヒエラルキーの頂点に位置する傾向がある。
大衆文化とは、広く一般民衆に支持される文化。テレビ、映画、音楽、漫画など大量生産・消費される文化商品を指す。高級文化との対比で使われることが多く、民間レベルで自然発生的に広がった文化現象を含む。
メインストリーム文化は『権力や影響力の中心にある文化』を指すため、必ずしも数が多くなくても社会的地位が高い。対して大衆文化は『数多くの人々に支持される文化』を指し、権力とは無関係に広く浸透することが特徴。メインストリーム文化は階級的・規範的ニュアンス、大衆文化は民主的・商業的ニュアンスを持つ。前者は学術や高級芸術、後者はポップカルチャーが代表例。
『権力や社会的影響力の中心』を強調したい場合はメインストリーム文化、『広く普及した民間の文化現象』を指したい場合は大衆文化を選ぶ。文化の地位・影響力に焦点を当てるか、普及度に焦点を当てるかで使い分ける。